BIDOCORO 由来書 見本

由来書

粉引 飯碗

陶芸 土井 直人 —— 美濃(岐阜)

この品の話

美濃の山あいの工房で、ひとつずつ挽かれた碗です。白化粧土を刷毛で纏わせる「粉引」は、使ううちに貫入へ茶や醤がしみ、景色が育っていきます。完成した時がいちばん美しいのではなく、あなたの手の中で美しくなっていく——造り手はそう考えて、この碗を焼いています。

伝統と革新

技法は桃山の時代から続く粉引。かたちは、現代の食卓と食洗機時代の暮らしに合わせて、軽く、重ねやすく、手に馴染む寸法に引き直されています。絶やしてはいけない技を、いまの暮らしで毎日使えるかたちに。

込めた心

自然との共生はかなさ、無常観

土と火という自然に半分を委ね、同じものは二つと生まれません。しみも変色も欠点ではなく、時とともにあることの証として受け入れる——そういう心の器です。

お取り扱い

はじめてお使いになる前に、ぬるま湯にくぐらせてください。手洗いを推奨します。金継ぎによる修理のご相談も承ります。

FOR OUR GUESTS FROM ABROAD

Kohiki Rice Bowl — handmade by Naoto Doi in Mino, Gifu. The white slip technique dates back to the 16th century; the form is redrawn for modern life. In Japan, we believe a vessel is not most beautiful when finished, but grows more beautiful in your hands. Stains and cracks are not flaws — they are traces of time, embraced.

BIDOCORO

こだわりの和を、見つけて、つなぐ。

※ これは由来書の見本です(内容はダミー)。BIDOCOROでは、お納めする名品一点ごとに、造り手の想い・技の由来・込めた心をこの一枚に編み、多言語で添えることを構想しています。世界中の人々をお迎えする場所で、そのままゲストに語れるように。 ← BIDOCORO トップへ